2010年01月18日

中学受験の進学塾選び 受験について3

中高一貫の私学に通って6年間じっくり将来のために模索できるという選択は、マイナス面ばかりではないと思います。
実際、受験を経験された親御さんもそういわれる方も多いと聞きます。
しかし、今の受験体制が必ずしもよいとは思えないともいう声も多くあります。
公立私立を問わず、子どもの個性や考え方に沿って選択し進める道が、早く実現できればと思います。
公立の学校がもっと本気になって、中高一貫のよりよいプログラムが実践できれば、素晴らしい学校ができるのではと思います。
また、現在の中学受験で、第1志望校に受かるのは総受験者数の30%以下であるとも聞きました。
それだけ、難関校受験は、子どもに負荷がかかるということです。
偏差値と言うカラクリに惑わされ、進学塾の言いなりで判断するのではなく、子どもをよく見て、親の考えを貫くことが大切です。

また、私立・公立、どちらも同じであるはずなのに、片方の選択で小学校の思い出が犠牲になってしまうのは納得できないことです。
その結果、「塾に通うから宿題はやめてほしい」「クラブ活動を休ませる」「学校行事をなんとかしてほしい」などの意見が出たりします。
その意見は非常識かもしれませんが、その気持ちはわかるという人が多いようです。
ヘタすれば、モンスターペアレンツになってしまいそうですが…。
そして、現状の問題として、私立と公立の壁を感じずにはいられないというのは事実のようです。
公立という営利企業ではない部分を活かし、私立に負けない取り組みをすれば、競争に打ち勝てるのではないかという意見もあります。
公立だからといってお上主導主義ばかりではなく、時代の波に乗った、子どもたちのための改革がなされることを願ってやみません。



Posted by ban at 12:11