2010年01月18日

中学受験の進学塾選び 親力1

勉強のデキル子やその親御さんを、羨ましいなぁと思ったことはありませんか?
多くの親御さんが、子どもの成績が振るわないのは本人の能力が足りないと思っているケースが多いのです。
そして、勉強のデキル子は、自分から進んで勉強していると思っているようです。
たしかに、小学生でも自分で計画を立てて勉強する子もいるらしいのですが、それはかなり珍しいことです。
しかし、そういうデキル子の親御さんにも悩みがあるのですが、どういうことだかわかりますか?
それは、下の子が勉強しなくて…ということです。
上の子は、たまたま勉強をする子だったけれど、下の子はあまり勉強しない子だと悩んでいるそうです。
ところが、上の子も下の子も成績優秀というご家庭というのも、たまにありますね。
その家庭の親御さんは、「自分から進んで勉強?…それはありません!」と言われます。
でも、それは遺伝ってことでしょうか?
いいえ、そうではなくて、明らかに、親御さんの対処の仕方が違うのだそうです。
多くのお子さんの中で、能力的には差がないのに、成績は全然違うということがたくさんあるそうです。
では、いったい何が違うのでしょうか?
それは、親が子どもの「名コーチ」である、ということです。
デキル子の親は、結果より過程を大事にします。
よい結果を出すためには、ちゃんとした過程が必要です。
そして、問題の出来なかったところも見ます。
・文字はちゃんと書けているか。
・鉛筆の動きはどうか。
・姿勢は正しいか。
・速さはどうか。
・目の動きはどうか、一息ついてないか…なども注意して見ます。
側にいることで、子どもの調子のよしあしがわかるのです。
選手の様子や調子、昨日の流れから今日の練習のメニューを考える「名コーチ」と同じ動きを行っているのです。
つまり、名コーチと同様な力は、いわゆる「親力」と言ってもいいのではないかと思います。
すばらしい「親力」を発揮して、お子さんの受験や日々の勉強を乗り切っていこうではありませんか。



Posted by ban at 12:11